頭だけで守ろうとして
あの日の僕はひとりぼっちに
特別な価値を持たそうとした
あの日の僕は呼吸するのすら
恥ずかしい そんな日々だったっけ
あの日の僕は僕じゃなくたって
セミの抜け殻でもよかった
床に散らばった無数の埃に
どうせ自分なんかが映ってた
ああしなさいこうしなさいの中で
砂金みたいに光る勇気
今日のつまんなさがいつまでも
続くなんて誰が決めたんだ
この冷たい雨がいつまでも
続くなんて誰が決めたんだ
死んだんだ 死んだんだ
昨日の僕は死んだんだ
死んだんだ 死んだんだ
昨日の君は死んだんだ
あの日の僕は自分のやりたいことすら
誰かの顔色の上で
あの日の僕に何か言うとするなら
胸の声を聴け
誰かへの妬みや困ってる顔や
自分自身の困った癖も
さんざん見ながら進んで
色とりどりの花道です
期待裏切られまたプレイバック
上映終了までの繰り返し
悲しいだけ悲しみたい帰り道は
子どもみたいに泣いてたい
たまに思い出して
ズルズルと今日が
下がっていく感覚になり
だけども誰かの声がいつとなく
引っ張り上げてくれてもいた
今日の美しさがいつまでも
続かないとしてもまだ生きていた
今日の美しさにいつまでも
気づけないとしても
もうちょっと生きてろよ
死んだんだ 死んだんだ
昨日の僕は死んだんだ
死んだんだ 死んだんだ
昨日の君は もう 死んだんだ