次で終点なのに空いてる椅子に座った
こんなところで終わるのか
そばにあったのになくなった
途方に暮れるより
仕方が 仕方が 仕方が
着いた
気づくのがいつも遅い
こんなの何回繰り返し
知らなかったあのひと
ずっと揺れていたこと
あー 泣くなんて簡単だ
泣くなんてほんと簡単だ
こんな簡単じゃない日々に
泣くなんてほんと簡単だ
最初は夢からはじまった
眩しいあなたのリアルも
あの日々が嘘だったなら
ずっと騙されていたかった
人目の中で 空気の底で
わたしはわたしの水を求めて
都合がいいとき 都合のいいこと
起こらないかと 都合のいい考え
あー 終わるなんて単純だ
終わりなんてほんと一瞬だ
いつもと同じ帰り道
いっつも同じじゃない気持ち
下手くそから始まって今日まで
下手なまま大して変わらないとしても
愛していたよ わたしなりに
なかったことにしないでよ
なかったことにはしないで
あー 泣くなんて簡単だ
泣くなんてほんと簡単だ
あんな簡単じゃなかった日々を
泣くなんてほんと
空気の底で息をする
今日がいつか記憶になる
あなたとそこで息をした
忘れたくないだけ忘れないでいる